採用について有効な手段はありますか?


美容室の採用。成功のポイントは「いい会社」。

採用については、必須の条件としては給与面や休日など労働環境の改善があげられます。
しかしながら、美容業界の人材不足は深刻で、それだけで採用できるというものではないと思います。
いかに多くの人が勤めたくなる「いい美容室」「いい会社」をつくっていくことが重要ではないかと弊社は考えています。
「いい会社」のイメージは一人一人違うかもしれませんが、弊社は勤務するお一人お一人が、活き活きと自分の力を発揮し、輝いている会社が「いい会社」ではないかと思います。
経営理念という、自分たちはお客様にどういった価値を提供し、この仕事を通してどのように社会に貢献していくのか。
そういった目的の共有が一人ひとりの気持ちを高め、そこから発せられる空気感やサービスをとおして、「私もこういったサロンで働きたい」という入社動機につながるのではないかと考えております。

スタッフ教育について、いい方法はありますか?


サロンスタッフ、育成のポイントはイメージ共有。

まずはどのようなスタッフを育成したいという明確なイメージがあるかが大切であると考えます。そして、何故そのようなスタッフに成長してほしいのか、つまり、経営理念とビジョン(目標)、方針がどれだけスタッフと共有できているのかが重要ではないかと思います。
まずは、理念とそれにリンクする営業の在り方、それを形にするためのスタッフのイメージを見直すことと共有することから見直されてはいかがでしょうか。

お客様の来店回数を増やすためにはどうすればよいでしょうか?


お客様の来店回数。増やすカギはサロンのカウンセリング。

お客様の行動はお客様の意識、価値観によって決まります。
服に対しての価値観が高い方は毎月服を買いに行くでしょうし、その対象が髪であればお客様は毎月サロンにご来店されるのではないかと思います。
そして価値観は縁に触れることによって変化していくものだと思います。
どんな美容師さんと出会ったか、そして髪をキレイにすることでどんな体験をしたかです。
弊社はまずはお客様にご自身の髪に関心を高めて頂く事から見直すことが重要ではないかと思います。
お客様に自分の髪について知り、どうしたらもっとキレイになれるかを理解して頂くことをカウンセリング(プレ・ミドル・アフターの3段階)で形にしていくことが重要ではないかと考えます。
カウンセリングについての詳しい内容は弊社社員からご提案をさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。

一店舗当たりの目指すべき年商の水準はどれぐらいでしょうか?


美容室を永続させていくために必要な年商って・・・

まずは年商を1店舗当たり5000万を目指しましょうというのが弊社のご提案です。これはこの水準じゃないといけないというものではありません。
ただ、末永く美容室経営を維持させていこうと思った時、その地域で存在感があること。これはある程度、規模があることと、その規模に見合う客数があることが重要な要素となります。また魅力的なサロンであり続けるために定期的にリニューアルをし常に新鮮なイメージを維持していることも重要かと考えております。
その視点から考えると、サロンの店舗面積としては30坪前後(多くの方に認知され存在感がある規模)ぐらいのイメージで、それに見合うスタッフ人数と採用やリニューアルに前向きな投資をしていこうと考えると様々な要素から、上記の水準は必要になって来るのではないかと試算しております。

役職をつける際、目安となる売上はどれぐらいですか?


スタイリスト早期育成。デビュー日は決まってますか?

早期育成のポイントは様々あろうかと思いますが、弊社はデビュー日を決めることからではないかと思います。
早期育成はスタッフの意識があって実現します。現状自分のペースはどうなのか、それを認識し、遅れているから練習の回数を増やそう等自分で感じなければ全てやらされになり、練習はしていたとしても向上のスピードが今一つ上がらないというようなことも起こりえます。
また、テストであまり落としすぎない事もポイントではないかと思います。
技術のクオリティーを上げることは絶対ですが、あまりにも細かく見すぎてテストに合格しないを繰り返すとモチベーションは低下し、ペースは上がりにくいのではないかと考えます。お客様に迷惑をかける状況では問題ですが、どんどん先に進む。デビューしてからももっともっと技術は磨いていかないといけないでしょうから、早く美容師の楽しさを実感させて、自らどんどん学んでいく姿勢を高めていくことが早期育成のポイントではないかと考えます。

スタッフにやる気になってもらえる評価基準とは?


スタッフのモチベーション。どう高める?

正直申し上げますと、評価基準だけでスタッフのやる気を引き出すことは難しいのではないかと感じております。
時代性でもあるかと思いますが、どれだけやったらどれだけの給料を出すでは動きにくいのが今の実体だと思います。
「リア充」や「インスタ映え」という言葉にもありますが、「いいね」に代表されるようなプラスのストロークがどれだけ実感としてあるかです。
指導する側は課題には敏感に感じますが、見えないレベルで積み上げているプラスには意外と気づきにくいものではないかと思います。ささやかな事でも敏感にキャッチしてプラスのフィードバックを与えていく。もちろん課題もきちんと指摘する。そんな中でお客様からも評価が出てくれば仕事が楽しいという気持ちも高まり、やる気につながっていくのではないかと思います。
勿論、どれぐらいやったらどれぐらい待遇が変わるのかも重要ですのでそこを整備することも当然重要になります。

社会保険の加入など労働環境を改善するにはどうしたらよいか?


分析が美容業界の労働環境改善のポイント

生産性の向上なしには労働環境の改善は無しという事が絶対的な条件になろうかと思います。スタッフ一人あたりの生産性の目指すべき水準としては様々な環境改善をしながら会社にもきちんと利益を残すことを考慮し、80万という水準は今の時代性を考えますと必須の水準ではないかと弊社は試算しております。そこを前提に考えたうえで、どうしたらその水準に届くのか、客観的に売上の分析をし、具体的に着手していくことが必要となります。「いつまでに」「何を」「どれぐらい」という目標を定め、スタッフ全員で共有し、リーダーが率先垂範しながら生産性を上げていくことで労働環境改善の土台が出来ていくものだと思います。
客観的な売上分析においては、全国1,500軒以上の美容室データを基に様々な要素から、自店の分析が出来る旬報システムを弊社では提供しておりますので、お気軽にご相談ください。

Q&A の項目は順次増やしていく予定です。
何か質問がありましたら、下記のフォームからお問い合わせ下さい。

Address

大分県大分市三芳1292-8

Mail

info@one-vision.jp

Phone

097-514-1818